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スーパーの片隅で出会った「えごまの実」
スーパーの産直コーナーで、毎年この時期になると並ぶ“えごまの実”や“しその実”。
いつも人気がないのか、出品されていてもひっそりと残っていて半額シールが貼られてる。
みんなこんなお宝を買わないなて勿体無い!
欲張りなわたしは、今年も売れ残りをごっそり買って帰ってきた。

えごまの栄養ポイント
α-リノレン酸が豊富で血液サラサラ
抗酸化作用で体のサビを予防
ご飯やおにぎりにかけるだけで手軽に摂取
作り方(なんとなくの目分量)
えごまの実
好みの油
顆粒だし
醤油
酒
まず、枝に付いている実を全部取る。
面倒だけど、実を丁寧に取っていく。
実の熟し具合によっては、枝を親指と人差し指で挟んでしごくようにすると、実がぷちぷちとキレイにとれるやつもある。


その後、ザルに実を入れて水を溜めて捨ててを繰り返して何度か洗う。
水が薄茶色になる程度には、意外と汚れている。

そのあとは、水気をよく取る。ここが重要!!
水気が残っているとベチャベチャになって食感が死んでしまう。
わたしはキッチンペーパーで実を包み込むようにして水気を拭き取っている。
水気がなくなるまで何枚も使うので、勿体無い気もするが美味しさのためにはやむなし。
そして拭き取ってみると、意外と小さなゴミがたくさんとれる。

水気がなくなったら、フライパンに油をひいて実を炒っていく。
油はお好みで。サラダ油などでもいいけど、ごま油なら香ばしい風味がする。

実に火が入って全体がぷりっとしてきたら、そこに顆粒出汁を投入。
そして、酒、醤油を投入。
酒と醤油の比率は1:1がおすすめ。

調味料がフライパンの中で大さじ1くらい?余る程度に入れ終わったら、それがほぼなくなるまで炒め煮る。
ご飯のお供なので、味は濃いめくらいが美味しい。
火を止めると、まるでぷりぷりのキャビアの様な美しいふりかけの完成。

お茶碗の白ごはんにかけると、ぷちぷちっとした食感が楽しい。
えごまの実が口の中で弾けるたびに、なんだか秋を感じる。

感想|派手じゃないけど、癖になる味
最初は「香ばしいな〜」くらいだったのに、翌日またご飯炊いて食べたくなる。
ちょっと塩気が強くて、でもごま油のコクがあとを引く。
ごはんの上にいっぱいかけて食べるあの瞬間が至福の時。
冷奴やおにぎりにも合うし、“地味だけど手放せない”って、まさにこういう味。

スーパーで見つからないときは通販でも
近所では秋口にしか見かけないえごまの実。
季節を逃すと手に入りにくいので、乾燥したものなら通販でも買えます。
おわりに
えごまの実って、派手じゃないけど、手間をかけるほど愛着が湧く食材。
今年もまた半額シールに導かれて出会えたこの味に、ちょっと得した気分。
季節の変わり目、台所で小さな“秋の宝探し”をするような楽しさがあって、これだから料理ってやめられない。