「なんでマダラになってるの……?」
以前使っていたシフォン型を見たとき、正直ショックでした。食洗機を導入したばかりの頃、何でもかんでも食洗機にかけていた時期があって、うっかりシフォン型まで一緒に洗ってしまったんです。
結果、表面がまだら模様に。(その時の型はもう処分してしまったので、写真がないのが心残りです。)
買い替えることにしたものの、本当は「極厚」タイプが欲しかったのに、まさかの売り切れ。
シフォン型なんて頻繁に買い替えるものじゃないので、めちゃくちゃ悩みました。
結局、思い切って「プレミアム極厚」タイプを購入することに。
そして最近、3回連続で焼いてみて、ようやく気づいたことがあります。
厚みのある型は、予熱の重要性が全然違うんです。
同じように型選びで悩んでいる人、安いオーブンでシフォンケーキを焼きたい人へ。
実際に使ってわかったことを正直に書きます。

マダラ事件:食洗機に何でも入れていた頃の失敗
きっかけは、私自身のずぼらでした。
食洗機を導入したばかりの頃、便利すぎて何でもかんでも食洗機に放り込んでいた時期があったんです。
その勢いで、シフォン型まで一緒に洗ってしまいました。
結果、表面がまだら模様になってしまって……。
アルミ製の型は、食洗機の高温・強アルカリの洗剤に弱く、変色しやすいそうです。
焼き上がりへの影響は正直わかりませんが、見た目にもテンションが下がりますし、買い替えを決めました。
(当時の型の写真は処分してしまい残っていません。)
極厚が売り切れ→悩んだ末に「プレミアム」へ
買い替えるにあたって、本当は前から気になっていた「極厚」タイプが欲しかったんです。
ところが、いざ買おうとしたら売り切れ。
シフォン型って、そう頻繁に買い替えるものじゃありません。だからこそ、次に選ぶ型は失敗したくないという気持ちが強くて、めちゃくちゃ悩みました。
悩んだ末に選んだのが、「プレミアム極厚トールシフォンケーキ型17cm」(浅井商店・型番AL-SF-17TPRGA)。
極厚が買えないなら、それよりさらに上のグレードにしよう、という思い切りでした。
素材・厚み・表面加工|旧タイプとの違い
購入前に調べて分かった、旧タイプとの違いをまとめておきます。
- 素材は同じ「アカオアルミ」:日本製、職人によるヘラ絞り製法も変わりません
- 厚みが違う:通常タイプが1.2mmなのに対して、この「プレミアム」は2mm
- 表面加工が違う:通常は硫酸アルマイト加工ですが、こちらは「シュウ酸アルマイト」加工。皮膜が厚く、耐摩耗性がアップしていて、色はゴールドカラー
つまり、同じ職人技で作られた型を、より厚く・より丈夫な表面加工にしたアップグレード版というイメージです。
焼き方の試行錯誤:安いオーブン×余熱の重要性
さて、ここからが今回一番書きたかったことです。
私が使っているオーブンは、10年前に約1万円で買った安物。
温度も10度単位でしか調整できません。決して「本格派」の環境ではないんです。
この型に変えてから、焼き方をいろいろ試しました。
170度40分で焼いてみたり……結局たどり着いたのが、200度10分→170度30分という焼き方です。
気づき:厚みのある型は、予熱をしっかりかけないといけない
最近、3回連続でこの型を使ってシフォンケーキを焼く機会がありました。
そこで気づいたのが、オーブンの余熱をしっかりかけないといけないということ。

余熱を十分にかけてから焼いたら——割れ目に軽く焦げ目がつくくらい、しっかり高さが出て、ふわふわに膨らみました。

仕上がりもキメの整ったしっとり柔らかく自分史上一番納得のいく仕上がりになりました。

これ、私なりの仮説なんですが。プレミアムタイプは2mm厚、通常タイプは1.2mm厚。
厚みがある分、型自体が温まりきるのに時間がかかるんじゃないかと思っています。
予熱が足りないまま生地をオーブンに入れると、型がまだ十分に温まっていない状態で焼き始めることになって、生地が膨らみきる前に表面が焼き固まってしまうのかもしれません。
あくまで素人の予想ですが、体感としてはかなりしっくりきています。
厚みのある型でうまく膨らまない人は、まず予熱の時間を長めに取ってみてください。
使用頻度・用途
このシフォン型を使うのは、数ヶ月に一度くらい。
毎日お菓子作りをするタイプではないので、頻度としてはそんなに高くありません。
焼く目的は、人にあげたり、おもてなしのためが多いです。
だからこそ、見た目も味も失敗したくない。
今回の焼き方にたどり着いてからは、安心して人に振る舞えるようになりました。
こんな人に向く
- シフォン型の買い替えで、長く使える1台が欲しい人:厚み・耐久性ともにワンランク上です
- 安いオーブンでも、しっかりふわふわに焼きたい人:予熱さえ守れば、私のような1万円のオーブンでも十分でした
- 人にあげたり、おもてなしでシフォンケーキを焼く機会がある人:見た目もきれいに仕上がります
こんな人には向かない
- 頻繁に色々な型を試したい人:価格的にも「これ1台を長く使う」タイプの買い物です
- 予熱の時間を惜しみたい人:厚みがある分、予熱をしっかりかけないと本来の膨らみが出ない可能性があります(あくまで私の体感による仮説です)
- とにかく軽い型が欲しい人:厚みがある分、通常タイプより重さもあります
まとめ:厚みのある型は、予熱で決まる
浅井商店のプレミアム極厚シフォン型を使ってわかったことをまとめます。
- 素材・製法は通常タイプと同じアカオアルミ・職人のヘラ絞り
- 違いは厚み(2mm)と表面加工(シュウ酸アルマイト)
- 安いオーブンでも、予熱さえしっかりかければ、割れ目に焦げ目がつくくらいふわふわに焼ける
- 焼き方は試行錯誤の末、200度10分→170度30分に落ち着いた
型選びで長く悩んだ分、今は気に入っています。
次に焼くときも、予熱だけは絶対に手を抜かないつもりです。


コメント