糸島の一日の締めくくりがここでよかった、と今でも思います。
完全予約制・ワンオペ・十割蕎麦。そば湯で割った焼酎が止まらなくて、気づいたら長居していました。
楽土ってどんなお店?

糸島・二丈にある、完全予約制の十割蕎麦屋です。
古民家(大入長屋)の一角にあって、伺った日は店主さんがワンオペで営業されていました。
蕎麦打ち体験もやっていて、外国人旅行者や親子・カップルにも人気。
私は食事コースのみ利用しましたが、体験メニューもあるので一緒に楽しむこともできます。
店主さんが趣味で集めた焼き物をお店ては使っているそう。
1品ごとに違う器が出てくるので目で見ても楽しめて、器好きな私にはたまりませんでした。
お蕎麦

粗挽き十割そばで、蕎麦の実がところどころ入っています。
よく噛むことになるしっかりした食べ応えで、一口ごとに蕎麦の香りがちゃんと広がる。
まず塩で食べてみたのが大正解でした。シンプルに塩だけで食べるのが一番美味しかった。
素材の味がわかって、「蕎麦ってこういう食べ物だったんだ」と改めて思わされました。
コースで出てきたもの
今回注文したのは粗十そば膳(1,800円)。粗挽き蕎麦がき・粗十そば・だし香るそばの実雑炊・食べられる黒豆茶・デザートのコースです。

粗挽き蕎麦がきは、もちもちした生地にちょいちょい粒が入っている感じ。
小松菜がシャキッとアクセントになっていて、味噌をつけると最高に合う。温かくてほっとする一皿でした。

だし香るそばの実雑炊は薄味であっさり。温泉上がりみたいにするするっと入る。
ふのりを混ぜたらとろとろしてこれもまた美味しい。蕎麦の後のしめにちょうどよかった。

食べられる黒豆茶も出てきて、こんな飲み方があるのかと感心しました。茶葉までいただける丁寧な仕立てでした。
最後のデザートまで、一品一品それぞれちゃんと美味しい。蕎麦のコースという満足感がしっかりある内容でした。
焼酎の蕎麦湯割り
これが衝撃でした。
焼酎のお湯割りを頼んだら、焼酎・お湯・蕎麦湯を別々の容器で持ってきてくださって、「蕎麦湯で割るのもおすすめですよ」と教えてもらいました。せっかくなのでやってみたら、これが本当に美味しかった。

芋焼酎の甘みと蕎麦湯のとろっとした感じがものすごくマッチして、一口飲んだら止まらなくなって、気づいたらちびちびずっと飲んでいました。
蕎麦屋でこんな新しい発見があるとは思っていなかった。
蕎麦湯割り、かなりおすすめです。
そばちょこを選ばせてくれた
店主さんが焼き物好きで、その日使うものを自身のコレクションのそばちょこから好きなものを自分で選ばせてくれました。
どれも個性があって目移りするくらい。「器で料理がもっと美味しくなる」を体験できる気遣いが嬉しかった。
食後の会話
その日のお客さんは私一人。ワンオペの店主さんとゆっくり話す時間がありました。
私も焼き物が好きだという話や旅の予定などを楽しくお話ししてほっこりした時間を過ごさせてもらったのもいい思い出です。
ちょうど焼き物の話になって、明日の予定方面に「中里太郎右衛門陶房がありますよ」と教えてもらいました。
翌日の唐津観光で実際に立ち寄れたのは、この一言のおかげです。
旅先で人と話すと、ガイドブックには載っていない情報が入ってくる。
それが旅をおもしろくしてくれる。
👉九州旅行2日目記事執筆中
こんな人に向く
- 本格的な十割蕎麦を静かに味わいたい人
- 蕎麦打ち体験もセットで楽しみたい人
- 糸島エリアで夜ご飯を探している人
- 一人でゆっくり過ごしたい人(ワンオペ・落ち着いた雰囲気)
こんな人には向かない
- 予約なしで立ち寄りたい人(完全予約制・前日15時まで)
- カード払いしたい人(現金のみ)
- 蕎麦より揚げ物・肉料理を求める人(蕎麦専門店)
店舗情報
まとめ
粗挽き十割蕎麦・焼酎蕎麦湯割り・そばちょこ選び・店主との会話。
楽土は、蕎麦を食べに行く以上のものがある夜でした。
予約が必要なので少し手間はかかりますが、糸島エリアに泊まる日の夕食候補として、ぜひ検討してみてください。

糸島旅の参考に
この日宿泊していた民宿いとぐるまさんから、一番近くて徒歩圏内だった楽土。
蕎麦屋+宿泊で糸島の夜を組み立てたい人、九州車旅の全体像が気になる人の参考にどうぞ。
🏠 楽土のすぐ近くの糸島の民宿
徒歩でいける距離。布団を温めてくれたりカフェオレを淹れてくれたりと細やかな気遣いの宿でした。

🚗 楽土に行った日のフル行程
下関の唐戸市場→糸島の雑貨店巡り→楽土で締めという1日の流れ。

🗾 九州・山口の車旅全体
2月に7日間ひとりで走った旅の全体像と各日記事へのリンク。
👉現在執筆中


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